灼熱の北アルプス 唐松岳登山 最終

■■ 8月4日~5日の登山日記、後編です ■■

初日の夜、山小屋でいくら探してもヘッドライトが見つかりません
車中泊のとき何度か使用したので車に置き忘れたと思っていたのですが、帰宅して車内を探しても見つからず、
どうやら登山中に落としたようです
ランプを頭に固定する細い紐が気に入らず、買い換えたかったのですが、
使える物があるのに新しく買い足すのもどうかと思い買い控えていました。
行きつけのお店がタイミング良く30パーセント割引をやっていたので
新しいのを買い求めました。前回の物より更に明るいタイプです

さて、山小屋泊の翌朝は2時半起床します
昨夜20時過ぎに就眠して0時まで熟睡していたのですが、それ以降、隣組との距離が気になり何度も目が醒めるようになります。
1枚の敷き布団に2人で寝るのですが、相方を気遣って2人の間に掛け布団を1枚挟んだので小さい布団が更に狭くなっています。
ウトウトしていると隣組の布団にはみ出したり、肩がくっついたりと迷惑をかけています
山小屋の方が計算してペア同士で部屋割りをしたにも関わらず僕等は見知らぬ赤の他人のようです

相方が星空を見たいと言っていたので、どんな加減か2時半に起き、外へ出て夜空を見上げます。
満点の星空を期待したのですが、やはり夏空なんでしょうか、雲はありませんでしたが、星の数は地上と変わりませんでした。
縦走する方達でしょうか、何人かの人達は起きており、弁当を食べている方もいます
ヘッドライトを頼りに歩くのでしょうか、五竜方面、白馬方面、どちらにせよ険しい道と聞いています
無事、目的地へ辿り着く事をお祈りします
再度ふとんに戻っても良いのですが、このような機会はそうそうありませんのでこのまま起きている事にしました。

3時過ぎ、相方も起こして山小屋の外のベンチでお湯を沸かしコーヒーを飲みます
昨夕見る事が出来なかった星空のむこうに月明かりで浮かぶ剱岳の姿をハッキリ見る事が出来ます
風もなく快適です。なんて贅沢な時間でしょうか
テント泊の方は更に贅沢な時間を過ごしているのでしょうね

4時20分、日の出を見るため山小屋の裏手の丘に登ります。日の出は4時45分の予定です
昨年10月に登った時は雲に隠れて見る事が出来ませんでしたが、今年は素晴らしい日の出を拝む事が出来ました。



富士山も見え、その両サイドに八ヶ岳らしい山容が見えるのですが、どちらが八ヶ岳なのか識別する事が出来ません。

日の出が終わった5時から朝食です
山小屋で受け付けする際、最初は6時半と言われたのですが、お願いして縦走する方と同じ5時にして貰いました。
食後、昨夕雲で見えなかった唐松岳山頂へ20分ほどかけて登ります。
どこも霞がかって、うっすらとしておりハッキリしませんが、殆どの山を見渡す事が出来ました。
苦労して登ってきた人間しか見る事の出来ない展望です。


さて、あとは下山するのみです
昨日同様、本日も暑くなりそうです
唐松頂上山荘を出発してほどなく親子の雷鳥見つけました
愛くるしい姿は相も変わらず
昨年もこの近辺で雷鳥を4羽見ましたので、相方に見せたかった願いが叶い一安堵

早めに出発したのは八方池から白馬三山が綺麗に見えないか期待したのですが
残念ながら昨日より更に雲が立ちこめ、とても拝めそうにありません
写真を数枚撮影し、そそくさと通り過ぎました




八方池から最初のグラートクワッドリフトまでの下り坂は、これから八方池へ登る観光客が列をなして大変な混みようでした。
ここまで降りてくると気温もかなり高く、下っている僕等はともかく、これから登り始める方には大変な熱さだろうと思います。

そう言えば、八方池から丸山ケルンのおよそ中間地点にある、昨日昼食をとった扇の雪渓の上側でプロ写真家である菊池哲男先生とお会いしました。
数十人の団体の先頭を歩いており「足場に気をつける事」「登山道が蛇行しているので、足下の石を落とすと、後に続いている登山者に当たってしまうので充分気をつけて歩く事」などを後続のメンバーに注意を促していました。深い庇の帽子を被っていたので、お顔ははっきりしませんでしたが、声に聞き覚えがあったので、お声をかけさせて貰ったところ、面を上げた顔は間違いなく菊池先生でした。
偶然にもお会い出来き本当にラッキーでした。
少しお話しさせて貰いましたが、多分今夜は唐松頂上山荘で写真の講習会でも催されるのでしょうか。
相方に昨年10月、菊池先生の山岳フォトアートギャラリーでお会いした事を話しし、下山後一緒に行く事になりましたが、時間が足らずまた来年という事になりました。
昨年、菊池先生、ぽーさんご夫妻と一緒に撮影した写真です


僕の1Dsmk3を使ってブライダルプロカメラさんが撮影して下さいました。
普段はニコンを使っていて、いきなりキヤノンを手渡されて操作に手間取っていましたが、
さすがプロです。露出などもばっちり
撮影する前「マニュアルにするにはどうしたら良いですか?」と聞かれ
最近オートに頼っている僕には、少し痛い言葉でした

話を戻します
下山後、駐車場に向かう途中に地下水だと思うのですが、水を掛け流しした大きめの金魚鉢に冷たく冷やされた桃を相方が食べたいと言い出します。
早めに小屋を出発したので時間に余裕がありましたので、ダメという理由もありません。
値段は僅か150円なのですが、イケメン店員さんが掃除しておられたテラスを進めて下さったので、お言葉に甘えゆったりと桃を食べ始めます。
少々固いようです。それを知ってかイケメン兄さんがお皿とくだものナイフを持ってきて下さいました
こう言う時に思うのは、綺麗な女性や可愛い女性は徳だなぁ~とつくづく思います。
イケメン兄さんが「どちらから来られたのですか?」と聞かれるので
僕が「相方は東京から、僕は静岡から」と答えると、急にイケメン兄さんが口ごもってしまいます
なんか勘違いされているかも?と思いましたが、敢えて補足するのを止めました

その後、イケメン兄さんから聞いた3つの地元温泉の中から「おびなたの湯」へ向かいます
源泉掛け流しという事で、温泉に入って肌を触るとツルッとして、かなり上質の温泉のようですが、
洗い場が3つしかなく、それも水量が少なく、隣がお湯を使い出すといきなりこちらのシャワーが水に変わったりと、汗で汚れた髪を洗うのも一苦労でした。
温泉は魅力ですが、登山後のお風呂にはどうか?と思う次第です。

そして最後はお楽しみの昼食です
今回インターネットで事前情報収集した「山品」というおそば屋さんに向かいます


白馬駅から車で15分ほど離れた場所ですが、ちょうど昼食時という事もあり到着してから30分ほど待ちましたが、かなりお薦めのお店です。芸能人の方も来られているようで、額縁に入れられた写真が沢山壁に掛けられていました。
今週8月16日から立山へ向かいますが、帰りに家族でまた寄るつもりでいます。

北アルプス白馬岳あたりの高山植物は7月後半が最盛期と言われますが、今年は一週間ほど遅れ、ちょうど僕等が登った時期が一番の旬だったらしいです。
おかげで本当に沢山の花を見る事が出来ました。
かなり暑く大変でしたが、来年は白馬岳でしょうか?

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