PC更新/PCの消費電力とUPS考察

このページはPC更新からの続きです

PC用電源はファイルサーバーからの流用で今回新たに新調していません。
理由は単純で、とても静かだからです。
昔の話で恐縮ですが、10数年前のAT電源はマジに煩かった。
当時のメーカーは製品開発の上で「静音化」は絶対考えていなかったと思う。
自分はAT互換機時代から静音には拘るほうで、インターネットが普及する前から動作音が静かと評判だったアメリカ Power & Cooling社からFAXを使って個人輸入した。

1個目が送られてきた時にカタログが同封されていて、電源以外でもPCに関連した静音パーツがいろいろ販売されている事を知り、2個目の電源を購入する時はCPUファン、ケースファンなど諸々注文しました。
送られてきたときは宝物を開くように嬉しかったです。

包装に使われてる紙もめずらしく「ああ、アメリカの香りがする」と一人悦に入っていたバカな人間でした。そのバカさは今も変わらず。
今では個人輸入どころか、市内のパソコンショップでも簡単に似たようなパーツを入手出来るようになり時代の移り変わりを感じます。

当時、個人輸入して随分苦労した事があります。
ATおよびATX電源ユニットは後ろの背面に115Vと230V用の切り替えスイッチがあり、100V、200Vどちらの地域でも使えるようになっています。
ここに落とし穴がありまして、日本はコンセント電圧100VですがAT電源は100V用といいましても基準電圧は115Vです。
ただ製品には許容範囲がありまして、基準電圧が115Vながらそれより更に低い100Vでも動きます。
ですが、許容範囲にも限界がありますから更に低い96Vですと、さすがに動かなくなる事があるようです。
そう僕がアメリカから購入したPower & Cooling社の電源がこれにあたりました。
電源を換装してからPCが勝手にリセットするようになったのです。

当初、原因が解らず苦労しました。今ではインターネットで調べると一発で分かるのでしょうが、当時情報が殆どありませんでしたから。
原因は我が家は集合住宅地であったため東電からの電源供給電圧が低く、テスターで計ると96Vから99Vを行ったり来たりで100Vまで上がることがありません。この状況を東電に問い合わせますと96V~105Vの範囲であれば当社規定内という事で何も対策してくれませんでした。

そこで当時は品数も少なく高価であった無停電電源装置を個人で導入する事を検討しました。
でも、ここでも問題がでます。

無停電電源装置は停電を感知してコンセントから内蔵バッテリーに切り替えてくれる装置ですが、コンセント電圧が下がっても停電とは認識せず、極端な例えですがコンセント電圧が80Vに下がったとしても内蔵バッテリーに切り替えてくれません。
結局、安価な無停電電源装置では我が家での「PCが勝手にリセットする対策」には役にたたない事が分かりました。

実はPanasonicから個人でも購入出来そうな安価な無停電電源装置が当時発売され、メーカーに問い合わせて無償でお借りする機会を得ました。あとオムロンにも安価な製品がありましたが、両社ともコンセント電圧降下対策には効果がありませんでした。

そこで更に情報を集めると「昇圧トランス」という商品を見つけます。
コンセント電圧を100Vから115Vに上げてくれる優れものです。これを購入すれば「PCが勝手にリセットする対策」には間違いなく効果が見込まれます。すぐさま購入するつもりで手配をしたのですが、値段が2万円以上すると聞きまた悩み始めます。2万も出すのであれば、日本国内100V仕様の電源を購入したほうが安上がりではないか。

ん~~、どうしたものかと悩んでいる時、東電さんのほうで「当社は問題ないのですが」と言いながら遠くから電線を張り直してくれて、この問題は嘘のように解決してしまいました。

あと、ここ数年ファンレス電源が発売されています。ファンのように回転するものがないのですから「完全な無音」です。実は僕も一つ購入したことのあるユーザーとして言わせて貰いますと、あの手の商品は絶対に買ってはいけません。

ファンがないと電源自体かなり熱くなります。その為ファンレス電源には大きなヒートシンクが付いています。ヒートシンクはケース後部に突き出て熱を外に逃がすようになっていますが、ケース内にも熱が漏れているようです。

1時間も動作させるとケース内は夏のビニールハウスのような熱さまで温度が上がっています。その対策としてケースに排気ファンを付ければ良いのですが、それなら電源にファンがあるのと変わらなくなってしまいます。電源に使われているパーツにも熱によって寿命が左右されるものも使われていますから、いくら静音の為とはいえ冷却用ファンは必要でしょう。

今回システムを組んだ消費電力をASUSの電源用ワット数計算機で計算するとおよそ450Wとなります。

今の電源が550Wですから、電気大食いのビデオカードを追加するような事さえしなければ、当分大丈夫です。

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