尾瀬ハイキング 2011年初春 その2

沼山峠に9時前に到着し、トイレ休憩、柔軟運動の後、午前9時5分より登山開始です。登り初めこそ木道の階段でしたが、直ぐに雪道に変わります。雪道は今年の始め高峰温泉にて鍛えられましたので、注意事も含め家族万全です。あと温泉小屋の方から踏み抜きに注意して下さいとアドバイス頂きましたが、踏み跡もしっかりしていて木道も時折現れ今のところ大丈夫そうです。沼山峠展望台を過ぎ大江湿原に出る手前から雪解けも進み、湿原に出る頃は木道の回りは雪がなくなっていました。

大江湿原へ出たところ


大江湿原から尾瀬沼を臨む

水芭蕉を見るにはまだ早いと聞いていましたが、こんなに少ないのかと驚くほど殺風景です。大袈裟な表現ですが、その気になれば水芭蕉の数を数えられる程です。2年前の2009年6月6日に同じコースで尾瀬へ入山しましたが、その時は雪は日陰に残るのみで殆ど消えており、水芭蕉の背丈も大きくなり鑑賞するには少し遅すぎたような気がしていました。それもあり今年は一週間早く訪問したのですが、今回はかなり早すぎたようです。大江湿原の木道をスタスタと素通りし尾瀬の看板で記念撮影です。

記念撮影

尾瀬沼ビジターセンターに入り少々早めの昼食をとります。ザックは少しのおにぎりしか入っておらず、足りない分を売店で購入するつもりでしたが販売していませんでした。2年前は販売していたんですけど、今日の天気もあって人もまばらなので無理もない事かもしれません。ここでバンダナを僕は青、家内が赤を購入し、ドーナツを各自1つずつ食します。これが結構美味しく僕と娘は2個も食べてしまいます。ビジターセンターに入りましたが、2年前と変わったところを見つけられず早々に次なる目的地沼尻へ三平下経由で向かいます。

2個目のドーナツをゲット!

このビジターセンターを過ぎたすぐの湿原にパンフレットにも掲載される水芭蕉の群生地スポットがあります。ここは少し期待したのですが、やはり多くを雪に隠され少々の水芭蕉しか見ることが出来ませんでした。

雪が多く残っており、僅かに溶けた湿地に咲いた水芭蕉

少し場所は離れますが2年前の写真

ここから三平下までは木道が綺麗に整備されており、雪で木道が隠されていても踏み跡がしっかりしているので軽快に歩くことが出来ます。ところが三平下を過ぎてから急に状況が一変します。雪が深くなり木道が見えず、踏み跡もありません。これって、もしかして我が家が本日最初に歩くって事?。どうやら三平下から沼尻へのルートは我が家が最初のようです。踏み跡が僅かに見えるところもありましたが、だいぶん雪で消えかかっているところから昨日以前のもののようです。我が家は2年前、一度だけ歩いたことがあるだけの道です。思い起こすに木道は傷み、途中木道がなく土の上を歩いたり、木の根っこを階段として上り下りする箇所もあったように記憶しています。まあ、とにかく湖畔沿いに歩いて行けば沼尻に到着する事は間違いないですから、なんとなく雪の斜面で道らしきくびれをトレースしながら進んで行きます。ここで尾瀬を管理されている皆さんの苦労をいやが上にも知る事になります。雪の重みで木が倒れ、道をふさいでそのままでは通れない箇所が沢山ありました。その都度、歩道から逸れ、倒木の上まで登って迂回しなければなりません。ザックを背負っていなければ、枝の間を潜ることも可能な場合もあります。または倒木の下へ降りて迂回することも可能ですが、ちょっと足を滑らせるとすぐそこに迫る池へドボンですから勇気がいります。

倒木を迂回する

この時期にしか撮影出来ないカメラアングル
雪が溶けると立ち入り禁止場所ですね、ココって

すみません、写真では分かりづらいですが、雪が赤くなっている
場所があります。アカシボ(赤渋)といってこの時期にしか
見ることが出来ないそうです。

僕は先頭を歩いていたのでどうしてそうなったのか知りませんが、後ろで娘が助けてぇーって叫ぶんですね。振り返ると娘は雪の斜面に腹ばいになって、倒木の幹を掴んでいます。手を離せば間違いなくズルズル滑り落ちて足から池へドボンです。
僕「おまえ、何やっているんだ?枝を引っ張って上に上がらんと池に落っこちるぞ!」
娘「助けに来てよ、この枝、無理に引っ張ると折れてちぎれそうだよ」
僕「そんな簡単に折れるわけないだろ。昔機械体操の選手やってたんだから、簡単な事やろ」
娘「そお言わんで来てよぉー」
と、言った会話をしたように思います。
どういういきさつで、あのような格好になったのか知りませんが、僕は一向に助けにいく気分にはなれません。いわば戦場のカメラマンの心境ですね。ここでバックにしまったデジイチを出し、カメラを構える親の姿を娘に見せてやろうかと想像していたのですが、娘の後を歩いていた家内が見るに見かねたのか、なんと助けてしまいました。
三平下を11時32分に出発し、沼尻に13時40分到着しました。通常1時間で歩く距離をちょうど倍の2時間かけて歩いた事になります。パンフレットにかかれたコースタイムよりオーバーしたのはこの区間だけでした。あとは同じか1割ほど早く歩いていたので、ちょっと悔しいです。踏み抜きも何度も経験しました。雪ではっきり見えませんが、なんとなく木道らしき場所が見える時があるんですね。その木道の上の雪を歩いていれば大丈夫なんですが、木道の直ぐ横の雪に足を乗せると踏み抜いてしまいます。材木は冬でも暖かいので雪解け時は木道の回りの雪が早く溶けて空間が出来ています。その空間の上の雪に足をのっけるとズボッて踏み抜くんですね。木道の上の雪を歩く自信がなければ、木道からかなり離れて歩いたほうが踏み抜く回数が減ることをそうとう踏み抜いてから気づきました。
沼尻まで来たことで先が見えてきましたので、ここで少しのんびり過ごします。売店をみるとビジターセンターで売られていた同じドーナッツがあり、レギュラーコーヒーと一緒に頂きました。値段は2つ合わせてワンコイン500円です。コーヒーもとても美味しかったです。
かなりのリラックスモード

沼尻から白砂田代を抜けて尾瀬ヶ原の見晴へ抜けます。初めてのコースでもあり、このコースを歩くことで、一年越しになりますが東の沼山峠から尾瀬沼を周遊し、尾瀬ヶ原を横切り西の鳩待峠と、尾瀬の東端から西端への縦走が完成します。強者は1日で縦走してしまう距離でもある訳ですが、自分としては感慨深いものがあります。見晴までのコースタイムがちょうど2時間になりますが、この区間で尾瀬独特の小さな可愛い花をいくつか見つける事が出来ました。その都度ファインダー覗き込んで息を止めていましたので、息は絶え絶えです。また雪解け水で木道が濡れて滑りやすく、僕は2度ほど派手にに転びました。カメラをかばうあまり猫背になるので、背中からズドーンと木道に落ちます。回りから見ると派手で痛そうに見えたようですが、背中にはザックを背負っておりザックにはクッション性のある衣類が詰まっていますから回りが思うほど本人は痛くありません。ザックにはレインカバーを掛けていますからザックが汚れる事もありません。

見晴で休憩モード

見晴に15時15分到着です。以前にもここで休憩した事があったので一気に僕は温泉小屋へ向かいたかったのですが、なぜか他の2人がお疲れのようでしばし休憩です。
僕は頭の中はポップの味欲しさに駆け足で行きたいところですが、ここ見晴も今日が最後で当分訪れる予定がありません。それに気づいてから急にカメラを構えあちこち撮影し始めます。結局温泉小屋に着く頃は逆に僕が2人の足をひっぱっていました

本日のお宿、2年ぶりの温泉小屋

宿泊場所、温泉小屋にちょうどピッタリの夕方16時に到着でした。

コメント

くりまんじゅう さんの投稿…
1枚目、しびれる描画のお写真です。
70-200mmF2.8Lのテレ端でしょうか。
絞りは開放、もしくは1段以内。
安い万能ズームはなかななこういうボケ味の画は吐き出せません。

しかし、過去記事を拝見させて頂きましたが、空恐ろしい機材をお使いなんですね。(笑)
山下さんのD3を見ても思いましたが、「あぁ、ここにも「おバカ」な方がいらっしゃった!」と胸を撫で下ろした次第です。(笑)

今後とも素晴らしいお写真を是非、拝見させてください。^^)v
tsubaki さんの投稿…
くりまんじゅう さんこんにちわ。

お褒めありがとうございます。
拙者としましてもお気に入りの一枚です。それに反応して頂けるとやはり嬉しいですね。
ドモドモです。
写真は敢えて撮影情報を消していませんので、画像をダウンロード後、exif情報を見て頂けるとレンズ名まで分かりませんが、絞り、シャッター速度までは分かります。
が、せっかくですので
レンズ EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ISO 100
絞り開放 F2.8
シャッター速度 1/1600
空が白飛びするのが嫌で -1/3露出補正しています。
尾瀬へ持参したレンズは上記マクロとEF35 F2単焦点レンズの2本だけです。
今回、花を撮影したくて一眼を持ち出しましたが、ゴールデンウィークの万三郎登山も含め最近はコンデジばかりです。
妻が使っているPanasonicのLUMIX DMC-LX3も絞って撮る機会の多い登山ではバカに出来ない代物です。
実は上記マクロレンズは当初購入するつもりはなく、LX3の後継機LX5をなじみの店に購入しに出かけたらマクロレンズを持っていたという、よくあるパターンです(苦笑い)

山下さんは「筋金入のカメラバカ」×2乗ですよ。
以前撮影されていたディズニーの写真はそれはとても素晴らしい写真ばかりでした。
最近はどうされているのかな?と思っていたんですが、fujiからNikonへ、更なるカメラバカまい進していたんですね。
すうさんも優しい奥さんですから、なーに、知っていても知らない振りをなさっているだけだと思いますよ。
こちらこそ、今後とも宜しくお願いします。

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