廻り目平キャンプ場、その3

テントに入ると風に当たらないぶん、外にいるより寒くはないのですが、なんというか冷蔵庫の中にいるようなシンシンとした寒さがテントを通して冷気を感じます。早々にシュラフに潜り込むのですが、ダウンにも関らず全然暖かくならない。

U.L.スパイラルダウンハガー#3 ( 品番 #1121797 )
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1121797
行きつけの登山ショップで現行製品も含め期間限定の30パーセント引きセールありまして、高額で手が出なかったシュラフやらテントを一気に買い揃えました。シュラフにはスリーピングバック・サーマルチャートというのがありまして使用しているシュラフが#3クラスになります。
上記図を参照する限り、使用可能温度が-10度から、快適睡眠温度が0度からという事です。快適睡眠温度とは『下着のままでも快適に6時間以上眠ることが出来る温度』という事です。いくら寒いとはいえ、0度は下回ってはいないはず。外で着込んでいた衣類そのままで#3クラスのシュラフに潜り込んでいるにも関らずまったく暖かくならない。相方の言葉を借りれば、シュラフに入らず衣類だけで冷蔵庫で寝ているような体感温度です。山の中腹とはいえ、もう5月という事もあり、毛布など一切持参していません。用意できるものはすべて総動員し、身にまとって眠りに入っています。深夜何度目が醒め、何度寝返りを打った事でしょう。浅い眠りの中、黄色いテントが明るく照らされ始めたのを見て、朝が訪れたことがこんなに嬉しかった事は本当に久しぶりです。
シュラフに入っていても寒さを凌げないので、4時半過ぎ早々に起きて散歩する事にしました。トイレに行って金峰山登山への準備も始めなければならないのですが、もうひと山登って来たかのような身体の怠さがあります。金峰山登山への気分がまったく沸き上がってきません。実はもう一つ、その気にならない理由がありました。愛用の登山ザックを忘れてきたのです。ザックの中にはヘッドランプ、手袋、帽子、サングラスなど、取りあえずそのザックの他に水と食料さえあれば、ある程度の低山登山は出来るようにまとめてあります。そのザックを忘れてきたのですね。ザックがなくとも登山靴はありますし、手袋は極寒用がありますし、ザックは相方のアタックザックを借りれば良いのでなんとかなりそうです。しかし、初めての山、それも雪山という事で、忘れてきたことを知ってからもう一つノリノリになれていません。そして今朝の倦怠感がこれに拍車をかけます。
相方も身体の調子は僕と同様のようで、相談のうえ金峰山はまた今度という事になってしまいました。
朝食を済ませ、設営は簡素ですから撤収も早いです。最後、駐車券精算のため管理棟に寄ったのですが、昨夜はミゾレが降ったそうで随分冷え込みましたねと話されました。ここのキャンプ場はシーズンとしてはまだ先だそうです。景色は絶景ですし、金峰山へはまだ登れていませんから、今年中に再訪を誓い、朝8時に廻り目平キャンプ場を後にしました。
もう少しゆっくりしても良かったのですが、温泉に入りたかった事と、時間が許せば山梨の登山ショップに寄りたかった事もあります。

コメント

松村 俊博 さんの投稿…
そうか、いくらダウンで-15℃に耐えられるなんて書いてあっても寝袋を過信しては駄目か。勉強になりました。

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