尾瀬、富士見小屋から竜宮そして温泉小屋その2

富士見小屋近くに、申し訳ないていどに咲いていた水芭蕉。尾瀬ヶ原がおよそ標高1,400m。富士見峠が1,883m。標高が400m高い分、水芭蕉が僕等を待つことが出来たようです。
富士見峠から尾瀬ヶ原入口の竜宮まで地図で2時間かかるようです。富士見峠出発9時半し、竜宮に11時到着したので我が家は1時間30分で降りてきました。ずっと下りでしたが、雨の後だったせいか、滑りやすいポイントがたくさんあり非常に疲れました。普段使わない足のすべての筋肉を使ったような気がします。



尾瀬ヶ原にでる直前に妻がみつけた花です。ギンリョウソウ(銀龍草)というイチヤクソウ科で、葉緑素を持たない植物界の変わり者だそうです。茎まで白く、とにかく変わっていました。でも、惹かれるものがありました。

尾瀬ヶ原で出迎えてくれたのが、可憐な花達です。
詳しくないので尾瀬植物手帳で調べると左上、右上、左下、右下と順番にシナノキンバイ(6月上旬?7月中旬)、ミツガシワ(5月下旬?7月上旬)、3番目がオオタチツボスミレかなぁ自信なし、でもこの4つの花の中では一番の好み、可憐という言葉がピッタリです。4番目が更に分からない、尾瀬植物手帳の中ではバラ科のアズキナシに見えるけど葉を見ると微妙に違うような気もする。
他にも沢山の花があり、目を飽きさせる事がありません。尾瀬植物手帳を持参したのですが立ち止まって開いてばっかりです。失敗したと思ったのが、メガネを持参しなかった事です。普段、アウトドアでは間近をみる事がありませんので、老眼鏡を必要に感じた事がありません。しかし今回ばかりは目を凝らして目を近づけても花がぼやけてよく見えません。肉眼よりもカメラのファインダーごしで覗いたほうがクッキリ見えました。それと100ミリマクロ、それもIS付きが欲しいなぁ・・・あくまで独り言。


竜宮のベンチでのんびり昼食をとっていると山ノ鼻のほうから尾瀬名物の背負子さんがやってきました。見るからに重そうな荷物を背負っています。夕方温泉小屋で350の缶ビールを飲みましたが、普通230円のものがここでは倍の450円もします。しかし、僕は金持ちではありませんが、背負子さんの姿をみると450円はもの凄く良心的な値段に思えます。


いきなり温泉小屋の夕食写真です。小屋に到着する頃、雨にふられカメラをしまったので外観写真がありません。翌日出発する時も大粒の雨だったので、結局温泉小屋の写真を残すことが出来ませんでした。話を戻して夕食なのですが、写真をみるように豪華です。味噌汁、御飯はおかわり自由。こんな山中で鮭のサーモンまで出ちゃったりして、僕のお腹は超満足。おかげで一晩でウェストが20cmも増えてしまいました。



部屋は個室をとりました。相部屋だと一人8,500円。個室が10,000円と1,500円違うのですが、初めての山小屋という事で不安もあり今回だけは奮発しました。だけど個室は最高ですね。小屋の中も広く大変綺麗で、旅館とまでいきませんが、ペンションレベルはあります。部屋の中の写真ですが、女衆がプライバシィがどうとかで、カメラアングルを下へ向けることが出来ませんでした。小屋へは午後の1時半頃には到着したのですが、部屋へ入室できるのが2時半からでした。僕は昨夜2時間ほどしか寝ていなかったので夕食まで仮眠しました。こういった場合も回りを気にせずに良いので、個室は有り難いです。

尾瀬ヶ原訪問 その1

先週の土、日曜日を利用して群馬県側から尾瀬ヶ原へ行って来ました。昨年同様、青空には恵まれませんでしたがワタスゲ、タテヤマリンドウを初めとした多くの花を堪能してきました。
金曜日夕の21:50分に家を出発し、ガソリン給油、休憩を挟んで西湖、中央自動車道河口湖IC、八王子JCT、首都圏中央連絡自動車道、鶴ヶ島JCT、関越自動車道沼田IC経由にて戸倉第一駐車場に到着したのが深夜の2時半。走行距離ちょうど300km、所要時間4時間半、ちなみに往復600km、ガソリン43リットルなので今度新しく購入したホンダFREEDは14Km/リッターとなりました。エアコンもかけていたので、今までのカローラよりかなり優秀です。戸倉第一駐車場から尾瀬ヶ原の入口である鳩待峠までの往路は今の時期タクシーかバスに限られます。事前に山先生からの情報で朝4時40分バス出発と分かっているので、それまでの2時間とチョットですが、出来る限り睡眠をとるようにします。しかし想像以上に寒い、シンと静まりかえった駐車場でエンジンをかけるわけにもいかず、睡魔は襲うのですがなかなか熟睡出来ません。朝4時40分、バスが出発するのでしょう、辺りがざわついていましたが起きることが出来ず朝一の出発はパス。起きたのが5時半頃だったろうと思います。ちょうど乗り合いタクシーが我が家で一杯という事で、タイミングよくタクシーに乗って鳩待峠に到着したのが朝6時5分、さあ、これからアヤメ平経由で尾瀬ヶ原へ向かいます。

朝起きて戸倉第一駐車場で上を見上げると青空が広がっています。しかし鳩待峠に着くと、すっかり青空がかくされていました。ただ雲は明るく、雨の心配はとうぶん無さそうです。日焼けするより良いかもと家族で談笑しながらリュックにつけた熊よけの鈴をリンリンと軽やかに鳴らして入山します。いきなり木道が始まるのかと思ったら当初は普通の登山道です。前日は雨が降ったのでしょう、少しぬかるんでいますが急勾配もなく歩きやすい。地図をみると案の定、初級者トレッキングコースと書かれています。しばらく歩くと木道が始まりました。これから先は足下の心配がなくなり快適トレッキングとなります。ほぼ水芭蕉は終わっていますが、時折時期を間違えた水芭蕉が我が家の目を楽しませてくれました。
1時間10分ほど歩いた頃から、急にペースが遅くなります。立ち止まってばっかりです。
そう、雑木林から平原に変わり、あたり一面に花が広がっています。今日は平滑ノ滝近くにある温泉小屋に宿泊しますので、かなり時間に余裕があります。そうそう来ることが出来ない尾瀬ですから、平均2時間40分で歩く距離を3時間でも、4時間かけても心ゆくまで楽しむつもりです。

そうこうしている内に別名「雲の上の楽園」と呼ばれるアヤメ平に到着。ベンチに腰掛け、いつかは登りたいと思う、西にそびえる至仏山、北東の燧ヶ岳に目をやる。青空こそ見えないものの、見通しは良好だ。ときおり頬をなでるそよ風に、楽園と呼ばれる意味がなんとなく理解出来た気にさせる。寒いのは苦手なので冬は無理だが、アヤメ平の春、夏、秋の表情を見たくなった。9時20分、富士見小屋に到着。通常2時間40分の行程を3時間10分ほどかけて歩いた事になる。