かんころもち

今日は自分ではあまり美味しいと思っていない「かんころもち」の作り方を,現地(五島列島)の作り方と交えて、紹介したいと思います。
***手順***
芋を洗う(殆どさつまいも)
 赤ちゃんを洗う木の桶を思い出して下さい。あの丸い底はそのままで、深さが1メートもある丈夫な桶を用意します。その桶へ芋を3分の1程入れます。その中に水をジャブジャブ入れて一杯にした後,長さ1m幅30cmの板を突っ込んで左右にゴリゴリかき回します。皮が薄くなり、白い中身が見えてくる位になったらOKです。
洗い終わった芋は魚釣りに使うたも(網)もどきですくい上げます。水は一回ごとに替えません。
芋を切る
 説明が難しいんですが、大工の使う”かんな”と、シンデレラの乗った馬車の、”車輪”をむりやりくっつけて下さい。その、カンナのくっついた車輪をぐるぐる回すわけです。そこに、洗った芋を、のっけてやると0.5cm厚の芋のスライスが出来ます。

芋をほす(乾燥させる)
 現地・・やぐら(竹で作った物干し台)に網を張り、その上にスライスさせた芋を並べ、約一週間ほど風にあてます。朝、出して夕方に取り込む。これを芋が白くパリパリに硬くなるまで毎日繰り返します。五島では秋口になると冷たい「きたんかぜ(北風)」が吹きます。いつも、その頃を目安に皆さん始めています。
これで、前準備は終了です。かんころを、商売で作っている人は別ですが、ほとんどの家庭では、餅をつく年末の一度しか作りません。
餅つき
 まず芋を蒸します。やり方はこちらと変わりません。”しょうろ”に乾燥した芋をいれ、5段程重ねてシュウシュウ蒸します。蒸した芋とつきたての餅を約、芋5 対 餅1くらいの割合で合わせます。合わせると言っても、臼の中にぶっこむだけです。あとは、トントンついて、形を整えて、ハイッ出来上がり。
<追記>
 芋をスライスして乾燥させたとき、白いでんぷんが噴いてきます。その噴き具合で甘さも左右されてきます。餅と芋の混ぜ合わせも家庭によってまちまちです。殆どの家庭では餅以外にゴマとか水飴を混ぜたりして特有の味を工夫しています。さつまいも以外に朝鮮芋という皮がチョット黄色の甘い芋を混ぜる場合もあります。形は名古屋名物「ういろう」の長さ位で、4倍程太くしたものと思って下さい。それを切って餅のようにあぶったり、焼いたりして食べます。

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